退職した職場から胡蝶蘭が出産祝いで贈られてくることになった。高級な花をもらうのは、生まれて初めてのこと。そこで起こった、わたしのおバカエピソードを聞いてください。

1. 出産おめでとう！上司からの電話。

　ある日の事。数ヶ月前まで働いていた職場から電話があった。
「実は、出産祝いも兼ねて胡蝶蘭を贈ろうと思うんやけど、いいかな？」
「大丈夫ですけど・・お気遣いなく・・お気持ちだけで大丈夫ですから」
「じゃぁ贈るから。楽しみにしておいて！」

2. 超ウキウキ♪リッチなセレブの気分になれるかも！！

　電話を切ってから興奮状態！だって胡蝶蘭だよ。あんな豪華で高級なお花を、まさか退職した職場からお祝いで頂けるなんて、考えてもなかったから。
　うわぁ。胡蝶蘭なんて人生初だわ。どんな感じの胡蝶蘭だろう？楽しみぃ！！あっそうだ！胡蝶蘭を飾るスペースを確保しとかないとね！やっぱり玄関入ってすぐのこの場所がいいかな。どうせ飾るなら目立つ所がいいし。うん。ここで決定！

3. 来た!！待ち望んだ胡蝶蘭(＾◇＾)

　ピンポーンお届けものでーす！
待ってました！胡蝶蘭！
が・・あら？なんだか箱が小さい？？小さめの胡蝶蘭にしたの？にしてもあり得ないくらい小さい。まぁいいわ。開封！
　出てきたのは「ウチョウラン」えっ！ウチョウランって何よ！まぁウチョウランも胡蝶蘭と同じ蘭の花で今は人口栽培で数が増えてきている、知る人ぞ知る花っていうのは知っているけれど、私が待ち望んでいた胡蝶蘭は？

　4.おバカな私の早とちり
　知らん顔してお礼の電話を送り主にかけた時にやっと分かったよ。あちらは、胡蝶蘭なんて一言も言っていない。私の聞き間違いで、「こ」が「う」に聞こえたのだ（驚）
　一人張り切って置き場所まで決めて、妄想していた私っていったい・・ただのおバカでした。耳まで悪くなったのかしら（涙）