－日本で作られたお花を贈りたいですね－
胡蝶蘭はお祝いの花のイメージが強いお花ですが実はお供えの花としても適しているのです。
胡蝶蘭を法要や法事、供花として贈ることは失礼にあたると勘違いをされている方もいらっしゃいますが、
四十九日までは「白あがり」と言う白一色のお花で、とげのないお花をお供えすると言われています。
胡蝶蘭の気品のある佇まいが故人を偲ぶにふさわしいと考えられていて、そのことから故人に贈るお花として弔電付き胡蝶蘭はよく選ばれています。
四十九日以降は色のあるお花を選んでも失礼にあたりません。ご遺族の方の気持ちが癒される淡いピンクや黄色の胡蝶蘭を贈るのもよいでしょう。
お盆の法要などではぜひ帰省し親族皆様でお墓参りをしたものですが、どうしても帰省できない場合などに胡蝶蘭を贈るのもよいでしょう。
その場合はお盆に入る前に先方に届くようにすると準備がしやすいでしょう。
胡蝶蘭は花もちが良く環境によって多少前後しますが１〜３ヶ月は咲き続け、香りもないので供花に適しています。
最近では２本立て３本立て５本立てなど大きさも様々です。
ご葬儀へ贈る場合は存在感、高級感のある５本立ちの白の大輪の胡蝶蘭をおすすめします。
ご自宅へ贈られる場合はスペースに合わせサイズを選ぶこともでき大切な方への贈り物として最適です。
また、胡蝶蘭はもともと東南アジアで分布しているお花で原種だけでも５０種類くらいあるようなのですが、日本で人気のある白色の胡蝶蘭は１割ほどしかないようです。
日本とは気候が全く違う場所で生息している植物ですので日本で栽培するのはとても難しかったようですが長い年月をかけ緻密な管理のもと日本でも美しい胡蝶蘭を栽培できるようになりました。
胡蝶蘭は冠婚葬祭どの場所でも飾られた空間を気品のある雰囲気にする高級花として世界中で重宝されています。
ぜひ、日本で作られた格調高い真っ白な大輪の胡蝶蘭で故人の旅立ち見守り、追悼の思いを伝えたいですね。