―ちょっとまって！贈るときの注意アレコレー
格調高い胡蝶蘭。お祝いのお花というイメージが強いのですが、凛とした佇まいが故人に敬意を示すといった点からも献花にふさわしいと言われています。またトゲがないお花であることや四十九日まで「白あがり」という白一色のお花であることも理由の一つでもあります。
大切な方を亡くした悲しみにお悔やみの心を込めて胡蝶蘭を贈る・・そんなお悔やみの心を残されたご家族にお届する時には気を付けてほしい点が何点かあります。
1. セレモニー会館で告別式等を行うケースが多いと思います。その場合、指定店以外からの持ち込みを禁止している場合がありますので、必ず会館へ事前に聞いておきましょう。
2. 主教や法要行事によって贈る花の形態や種類が違いますので関係者へ聞いておきましょう。
3. 胡蝶蘭のラッピングですが、きちんと目的を伝えてラッピングをお願いしてください。その上で法要に似合ったラッピングにしましょう。
4. 最近は胡蝶蘭も沢山の色がありますが、個人が特定の色を好み、ご家族も理解している場合を除き、ホワイトを選択するのが基本です。
いかがですか。ちょっとした気遣いですが、大切なマナーです。故人家族も現実に心がついていかないタイミングですので、ぜひこのマナーを守って頂きたいと思います。