フラワーギフトの女王、胡蝶蘭

洋ランの一種胡蝶蘭は、ゴージャスさと純粋な白い色が多くの人を魅了しています。
その豪華さから、開店祝いや当選祝いなど大きな祝い事の贈答品として利用されてきました。
栽培技術の向上により以前と比べ手頃になったため、近年は還暦祝いや母の日など個人間のギフトとしても用いられています。
小さな花がたくさん咲く品種もあるので、大き過ぎず贈り先にとって邪魔にならないギフト商品も増えています。
多くのフラワーギフトのショップで扱われていて、すっかりギフト商品の定番となりました。
また、その純粋な白い色によりお悔やみの席で仏壇のまわりに飾るのに使われるケースもあるそうです。

胡蝶蘭を育てる楽しみ

胡蝶蘭は多年草のため、鉢植えの状態で頂いた場合には育てることも可能です。
東南アジア原産のため日本で育てるには気温などが異なり、少々テクニックを要します。
しかし、直射日光に当てないように気を付ける、気温の低い季節には外に出さないなど幾つか注意すれば育てるのは決して不可能ではありません。
上手に育てると長持ちするので、新築祝いにもらった鉢植えのものを何年もの間育てているという人もいます。
大きくなったら株分けをして鉢を増やすことも可能です。
株がたくさん増えて家中に白い花が咲いているところを想像すると、とてもロマンチックな気分になりますね。
育てる楽しみと贈って喜ばれる楽しみの双方が味わえるのが、胡蝶蘭の魅力といっても良いでしょう。