お祝いの贈り物として定番の胡蝶蘭

高級感があって華やかな胡蝶蘭の鉢植えは、お祝いの贈り物として大変需要の高い品です。
日本では半ば慣習になっているともいえるほどに、胡蝶蘭が選ばれるのにはどんな理由があるのでしょうか。
まず一つとしては、意外にも手入れが簡単だというところです。
開花後は植え込みが乾いたら水をやる程度で２ヶ月ほども花が咲き続けます。
もらっても手間がかからず見た目も豪華な贈り物というのは、実はあまり他に無いのではないでしょうか。
もしも他の人から同じものを贈られてしまったとしても、いくつあっても相手は困らないという点も、贈るほうとしては安心して選べる理由になっています。

胡蝶蘭を贈る意味

贈り物というのは、形式的な礼儀や挨拶だけではなく、その物に託して思いを贈るということがやはり大事な意味をもっていますよね。
まず鉢植えの植物を贈るということに「そこに根が張って発展しますように」とか「長く続きますように」という意味が込められます。
そういう意味では会社の設立や新店舗のオープンなどには特に、すぐ枯れてしまう花よりも鉢植えの方が縁起が良いでしょう。
また胡蝶蘭は「幸せをよぶ」という花言葉をもっています。
見た目や扱い方の良さだけではなく、意味までお祝い事にふさわしい贈り物だからこそ、これほどまで需要が高いのも納得です。