素敵な花言葉を持つ胡蝶蘭

面と向かって言うには少し気恥ずかしい想いは、誰にでもあるものです。
特に日頃の感謝を伝えたり、相手の幸せを願う言葉は、心の底からそう思っていてもうまく言葉にならないことが多いものではないでしょうか。
還暦や誕生日、あるいは新店舗の開店祝いといったお祝いごとに贈る花として親しまれている胡蝶蘭は、そんな伝えたいけど伝えられない言葉を花言葉に持つ素敵な植物です。
幸せが飛んでくるというこの花に込められた意味は、その花びらの形が蝶々に似ている事からつけられました。
空をひらひらと舞う蝶々が花びらにとまるように、幸せも一緒に来てほしいという贈る側の想いが込められています。

胡蝶蘭の中でも特別な花言葉を持つ花びらの色とは

一般的にバラやチューリップのように色のバリエーションな豊富な品種では、花びらの色によって意味が違ってくるのは常識ですが、実は胡蝶蘭もそんな植物のひとつです。
白色なら清純、ピンク色は貴方を愛している。
となっています。
しかしこの花に詳しい人なら、花びらの色は他にもたくさんあるのにどうしてこの二つにだけ意味があるのか、と気になるかもしれません。
その理由としては、白とピンク色が比較的多く出回って世間に浸透しているから、親しみを込めて花言葉が別につけられたとなっています。
きっと青や紫色の胡蝶蘭にも素敵な花言葉がつけられる事でしょう。
その未来が待ち遠しいですね。