胡蝶蘭は熱帯の植物である

胡蝶蘭を育てる場合には、まずこの花の特性について考える必要があります。
この花は熱帯の植物です。
ですからその点を配慮して、温度は最低でも15度位に保つ必要があります。
与える水についても注意する必要があります。
あまり冷たい水を与えずに、室温位に温めた水を与える必要があります。
さらに水の与えすぎには、十分に注意する必要があります。
水を与えすぎると根腐れの原因ともなります。
そのため適量を考えて与えることが大切となります。
また湿度についても気を配る必要があります。
この花は湿度を好む傾向にあるので、ある程度空中湿度を保つことが必要です。

室内の温度に配慮する

胡蝶蘭は絶対に直接に日光に当ててはいけません。
冬の寒い時期はレースカーテン越しに、暖かくなってきたら遮光ネットで遮光する必要があります。
またあくまで熱帯の植物だということを忘れずに、寒さに弱い花であることを認識しておく必要があります。
ですから室内の温度も暖かくしなければなりません。
最低でも７度以上にして、平均して10度以上を保てる場所に置くのが良いです。
特に寒い日にはダンボールの中に入れて、そこにバスタオルで包んだ湯たんぽを入れて保温するのも良いです。
このように胡蝶蘭の育て方に関しては気を付けることはたくさんありますが、育て甲斐のある花と言えます。