水のやり方を知る

お祝いで胡蝶蘭を頂いたときはできるだけ長く美しい姿を楽しみたいですが、間違ったお手入れをしてしまうとその寿命を縮めてしまうことにつながります。
特にお花は水やりが大事ですが、このときに水が足りなかったり、逆にやりすぎてしまうと長くきれいな花を楽しむことはできません。
まず、胡蝶蘭は根腐れがしやすいので水の与えすぎには要注意です。
植え込み材料の水苔をさわり乾いていると感じたら水を与えます。
乾きには強い植物ですが、暖房の効いた部屋などは乾燥しやすいので、霧吹きなどで水分を与えてあげると良いでしょう。
そして受け皿に水を溜めておくことも避けます。

肥料の与え方を知る

胡蝶蘭を長く持たせるためには水分の管理、光の管理なども大切ですが、良い状態を保ってあげるためにも、肥料の与え方についても知っておきたいところです。
この花はそれほど肥料を多く必要とする花ではありませんが、春から秋にかけての生育期には液体肥料を週に1回程度与えてあげましょう。
この場合もラベルはよくチェックし、適切な濃度で与えてあげることが大事です。
そして冬は生育が止まる時期ですので、この期間は肥料を与える必要はありません。
あまり多く肥料を与えることは植物にとっては逆効果となる場合もありますので与えすぎには注意しましょう。